秋季展示「吉川英治作品の挿絵の世界 其の一」
挿絵は、新聞連載や書籍等の文章に添えられ、一枚でその場面を表現したり、彩りを添えたりする絵画です。
昭和を代表する国民文学作家「吉川英治」の作品には、著名な日本画家たちが挿絵等を担っており、当記念館にも多くの作品が所蔵されています。
本展示では、吉川英治の代表的な作品である『三国志』・『太閤記』・『続太閤記』などに着目し、掲載された口絵や挿絵および関連資料により、その世界を御堪能いただきます。また、晩年に吉川英治と親交の深かった杉本健吉の没後20年を機に収蔵資料の中から関連作品も紹介します。